今日は、正直なところちょっとだけ、Lessonに来づらかった。前回のLessonで辛口な評価をつけたのを後悔している。仕事でもそうなのだけど、私は、他人にあまりダメ出しをしない方だ。でもダメ出しをする場合、あまりにも理路整然とするので、相手は逃げ場がなくなってしまう。気を付けてはいるんだけどね。
他にも、Lessonの進行も軌道修正できるか不安だった。でも、何よりも怖かったのは、1週間ぶりにあう担当の先生に名前を忘れられているのではないかと…。
でも、Lessonが始まってみると、全てが杞憂だった。あ~よかった。いつものように、これがLessonなのかと思うほど楽しく時間が流れていく。チャイムが鳴って、いつもなら挨拶をして終わりになるところで、担当の先生は
「次回はね。」
と、次回のLessonでのテキストの開始位置を入力する画面をおもむろに開き、開始位置を訂正するとともに復習中と書き添えた。次に誰が担当しても間違えないように。
クライアントの評価をインストラクターは直接見ることができないらしい。だから、カウンセラーさんかLSマネージャが前回の私の評価結果を先生に伝えた(に違いない)。時々、LSマネージャがブースのインストラクターに手短に話をしているのを見かける。それはこういったためだったんだ。でも、私の目の前で入力したのは、たぶん担当の先生の機転。
*** ***
インストラクターの中には、あっという間に予約が埋まってしまう先生が何人かいる。今までは、教え方の差だと思っていた。でも、クライアントが何を求めてきているのかに瞬時に判断し、それを実現できることができるかできないか…。そっちじゃないかと今は思う。
マンツーマンのLessonを選ぶ人は、自分だけの特別を求めている。その特別は、人によってそれぞれ違う。同じ人でも時と場合によっても違う。それを確実に探り当てて実現していくのは、教えるいうこととは別の才能だ。
クライアントから見れば、たった一人、まあ多く見積もっても数人だけど、一方のインストラクターは、1日で10 Lesson、1週間に5日とすると、50 Lessonを行うことになる。なんと大変なことだろう。つくづく、クライアントでよかったと思う。
もう一つ分かったのは、というよりまだ仮説だけど、LSマネージャやカウンセラーそして他のインストラクターとの連携。クライアントだけでなく他のスタッフと高いコミュニケーション能力を発揮していける人だけが続けていかれるのだろう。なんとも厳しい世界だ。
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