Thursday, June 30, 2011

Season-1 Evaluation / 人をやる気にさせるアドバイス

3月最終週からスタートした英語の研修が終了した。

震災のおかげで、なかなか開講されなかったし、これまでの英国人の先生からカナダ人の先生に代わった。前期の先生は、英国紳士らしいウィットに富み、英国流の発音が心地よかったので、開講したばかりのころは、ちょっと残念に思った。ただ、ちょっと印象が変わりつつある。

通っている学校(OTC:Overseas Training Center)ではコース終了時には、教師から生徒への評価(Assessment & Advice)が渡される。生徒それぞれの能力への評価と助言がA4のシートにかかれたものである。

能力評価については、自分の予想通りだったが、今後の学習へのアドバイスを読んで、うなってしまった。短いのにわかりやすくやる気がわいてくるものだった。書き出しはこうだ。

XXXX(私の名前) -- You have really strong vocabulary which allows you to discuss a wide range of topics. ...


ね、誰だって、「君は、本当に語彙が豊富で幅広い話題をもっている。」なんてはじめられたら、心を開こうとするでしょ。それに、名前を呼びかけるのは、ポジティブなコミュニケーションの構築するのに鉄則だと何かの本で読んだことがある。

リスニング、とくに文法に力をいれたらいい、そうしたら、自分の考えを思うように表現できるよ。
と続いていく。

たった60語で生徒をやる気にできるなんて、この先生、只者ではないようだ。しかも、かなり若そう。
(若くても優秀な人はいるものだと実感)

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