急遽、2ndインタビューが決まって、英語担当のCAさんとロールプレイをすることになった。
レビューの最後に当日の服装やお化粧についてアドバイスに求めると、当日のメイクアップもレビューしていただけた。いわく、
「その眉毛、整えたほうがいいわ」
とのこと。
ぼさぼさの眉毛はおじいさんみたいなんだそうだ。眉毛は顔の印象を左右するし、東洋人の場合眉は黒いのでインパクトが大きいそうだ。で、手入れをするには、「毛抜きで抜く」のをお薦めされた。
「眉用の小さなはさみで切るのは、どう?」
と聞くと、
「いいえ、抜くのよ」
と。ひょえー、痛そうだなあ。
へたれな私は、美容院へ駆け込むことにした。土曜に着付けをしてくれたアトリエXXのNさんに確認するとすぐに対応してもらえるとのこと。しかも所要時間10分でお値段はたったの1500円+消費税。
担当してくれたスタイリストとしばし眉談義になる。いわく、「眉は抜いちゃだめ」とのこと。
なんでも、眉を抜くと眉の下にある筋肉がくずれてしまうのだそうだ。スタイリストさんによると、少し前に外国人のお客さんがいらして眉のメークアップを依頼したのだけど、抜くことはできないというと残念そうにお帰りになられたそうだ。二人で、欧米では抜くのが主流なんだよねという。日本の眉毛専用のはさみやシェーバーの威力を知れば、考えも変わるかも知れないねと歓談した。
子供のころ、小学校に紛れ込んできた白い野良犬に男子が黒マジックで眉毛を書いたことがあった。それまでは普通の犬の顔だったけど、急におじさんのような顔になって、ちょっと哀れになったことを思い出した。
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