Business CommunicationのコースでTED: Ideas worth spending (TED.TALK)を教材に取りいれたいるという話の続き。今回は、このLessonについて書いてみようと思う。
受講中のOne-to-One Lessonでは、講師と生徒の間で自由に内容を決められる形式。(とはいえ、自由と言われると何をしていいかわからないので、一応テキストやガイドラインあるようだ。)
Listening Practiceを始めた当初は、何か好きなものを聞いてきて、それについて内容を話すというかなりシンプルなものだった。やっているうちに、プレゼンテーションの構成についてレクチャーを受けたりしているうちに、Listening And Presentation Practiceに形を変えていった。
授業では、聞き取った内容をサマライズするだけでなく、自分の意見も加えてプレゼンテーションを作る。プレゼンが一通り終了すると、内容に対して先生から、詳細を問う質問やどう考えるかなどの質問が投げかけられる。準備の段階で、内容を聞き取るだけなく、内容の理解を深めるためにサーチをするなどの作業が必要となるので、時間はかかるが、英語でものを考えて、発表し、議論する基礎力を養うのに役立っている。
自分の準備も大変だけど、毎週の題材については、ほとんどの場合、先生には知らされていないので、その場で、聞き取って質疑をするので、相当の知性がないと対応できない。前に、ピンチヒッターでやってきた先生にいつもどおりにやろうとしたら、TEDの説明だけで半分ぐらいの時間が終わってしまった。残りの半分は、とても間の抜けたもので、誰にでもできることではないのだと思い知らされた。
しかも、私の英語の能力がそれほど高くないので、コンテキストを共有しない相手とはかなり会話がつらいものであることを考慮すると、先生の語学教師としての能力は相当なものだ。
一通り質問が終わると、文法と発音のReviewになる。PresentationやQAのような場合、内容に集中するので、どうも文法や発音に神経を割いてばかりはいられないので、自分の真の実力がわかる。それに自分の間違いの癖なんかも。
発音について言うなら、間違いを指摘されると、ちょっと悔しいなあとおもうのの、Reviewを受ける前と受けた後とでは劇的に音が変わるので、ちょっととしたマジックだ。
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Monday, March 26, 2012
Sunday, March 25, 2012
TED as training material for business communication lesson (1)
Business CommunicationのコースでTED: Ideas worth spending (TED.TALK)を教材に取りいている。
昨年の6月ごろからスタートしたのでかれこれ、9ヶ月取り組んでいる。スタート当初は、Listeningの能力向上が目的だった。始めたころよりも、予想外に幅広く学習に活用できているので、ちょっとまとめてみようと思う。
1回で言いたいことが表現できるかどうか、自分でもわからない。だから、とりあえず(1)とした。でも2回目が続くかどうかわからない。
TEDを英語学習にと入れてときのよいところして、まず思い浮かぶのが以下の2つだとおもう。
(1) 世の中を変革する新しいアイデアを知る
まあ、TEDの理念についてはここでいうまでもないけどね。
特に、日本語で紹介されていないアラブ世界などのGlobal Issueや経済学、心理学などのTalkはおすすめ。
(2) Native Speakerのスピーチを聞くことでListening能力の向上させる
Talkは、短いものは6分以下だが、大体のものは20分程度。20分程度のものだと、そう単語するうにすると3,500~4,000語。毎週、20分程度のものを一本じっくり取り組むようにしている。正直かなりしんどい。
たぶんこのあたりは、他の人のBlobなどに書いてあるので割愛しようと思う。最近思うのは、むしろ
(3) 英語圏でのPresentationやSpeechの技術を知る
なんじゃないかな。
後天的に、学習で英語を身につけた人中にも、ビジネスや日常に事欠かない程度にまでなった人は多いと思う。でも、英語でちゃんとスピーチできるひとは皆無に近いんじゃないか。日本で教育を受けている限り、こういった教育は期待できないだろうな。この先もずっと。
それでもまあ、スピーチの構成や小道具の使い方などは、たぶんどこかの本に書いてあるだろう。最近視聴したなかで、特に感慨深かったのは、Carne RossとSusan Cain。
この二人のすごいところは、観客の既成概念を計算に入れた上でスピーチを作っているところ。欧米式のスピーチのうまい人たちは、観客の既成概念を上手に取り込んでいるところだろう。
Carne Ross の場合、外交官のイメージを利用したり裏切ったりしながら、主題を展開する。舞台に登場するときの彼は、ユニクロで売っていそうなカジュアルスタイル。悪く言ってしまうと、日曜日のお父さんスタイル。外交官の対極にある服装をすることで、アイデアの斬新さを主張しているのだ。この域まで来ると、策士と言うかあざとささえ感じる。さすが、大英国外交官のことはある。
Susan Cainの場合は、Introvert(内省的)なおイメージを表現する道具として、自身の少しはにかんだ表情と大きなスーツケースを持って登場する。
小道具に関して言うと、講演者は実にいろいろなものをステージへと持ち込んでいる。ありがちなのは楽器やデジタルガジェット。次に多いのが最新のテクノロジーを駆使したロボット。ダンサーを伴っていうのもある。
Susanはスーツケースを持ってくるもの、中から物を取り出すのは、講演の中盤である。そう、Introvertはそうそう、人に心の内を見せないということを表現している。かなり、脚色が入っているが、これからGlobalでなにかやっていくには、こういったSpeechのテクニックは必要だろうね。
昨年の6月ごろからスタートしたのでかれこれ、9ヶ月取り組んでいる。スタート当初は、Listeningの能力向上が目的だった。始めたころよりも、予想外に幅広く学習に活用できているので、ちょっとまとめてみようと思う。
1回で言いたいことが表現できるかどうか、自分でもわからない。だから、とりあえず(1)とした。でも2回目が続くかどうかわからない。
TEDを英語学習にと入れてときのよいところして、まず思い浮かぶのが以下の2つだとおもう。
(1) 世の中を変革する新しいアイデアを知る
まあ、TEDの理念についてはここでいうまでもないけどね。
特に、日本語で紹介されていないアラブ世界などのGlobal Issueや経済学、心理学などのTalkはおすすめ。
(2) Native Speakerのスピーチを聞くことでListening能力の向上させる
Talkは、短いものは6分以下だが、大体のものは20分程度。20分程度のものだと、そう単語するうにすると3,500~4,000語。毎週、20分程度のものを一本じっくり取り組むようにしている。正直かなりしんどい。
たぶんこのあたりは、他の人のBlobなどに書いてあるので割愛しようと思う。最近思うのは、むしろ
(3) 英語圏でのPresentationやSpeechの技術を知る
なんじゃないかな。
後天的に、学習で英語を身につけた人中にも、ビジネスや日常に事欠かない程度にまでなった人は多いと思う。でも、英語でちゃんとスピーチできるひとは皆無に近いんじゃないか。日本で教育を受けている限り、こういった教育は期待できないだろうな。この先もずっと。
それでもまあ、スピーチの構成や小道具の使い方などは、たぶんどこかの本に書いてあるだろう。最近視聴したなかで、特に感慨深かったのは、Carne RossとSusan Cain。
この二人のすごいところは、観客の既成概念を計算に入れた上でスピーチを作っているところ。欧米式のスピーチのうまい人たちは、観客の既成概念を上手に取り込んでいるところだろう。
Carne Ross の場合、外交官のイメージを利用したり裏切ったりしながら、主題を展開する。舞台に登場するときの彼は、ユニクロで売っていそうなカジュアルスタイル。悪く言ってしまうと、日曜日のお父さんスタイル。外交官の対極にある服装をすることで、アイデアの斬新さを主張しているのだ。この域まで来ると、策士と言うかあざとささえ感じる。さすが、大英国外交官のことはある。
Susan Cainの場合は、Introvert(内省的)なおイメージを表現する道具として、自身の少しはにかんだ表情と大きなスーツケースを持って登場する。
小道具に関して言うと、講演者は実にいろいろなものをステージへと持ち込んでいる。ありがちなのは楽器やデジタルガジェット。次に多いのが最新のテクノロジーを駆使したロボット。ダンサーを伴っていうのもある。
Susanはスーツケースを持ってくるもの、中から物を取り出すのは、講演の中盤である。そう、Introvertはそうそう、人に心の内を見せないということを表現している。かなり、脚色が入っているが、これからGlobalでなにかやっていくには、こういったSpeechのテクニックは必要だろうね。
Thursday, March 22, 2012
TED: The Cockroach Beatbox
[web]
ちょっと残酷だけど、こんなに面白くてためになる実験はないよね。
グレッグは神経科学者。脳の内部では、化学と電気の反応が起こっているという。神経細胞の中にはニューロンがあって、ニューロン同士が電気信号を送ることで、運動は脳に伝わる。...なんて書くととても難しいよね。グレッグは脳が運動を受け止めたり、伝えたりすることを、ゴキブリ使ってわかりやすく説明してくれる。
ゴキブリは身近な人類の友達なんて言っている割に、氷水につけるは、足を根っこから切り取るは、結構残酷。切り取った足の2箇所にピンを打ったら、さあ実験開始。時より映される客席をみると、身を乗り出している男の子や今にも泣き出しそうな女の子など、反応はさまざま。
まずは電気信号の伝搬系の実験。お手製のスパイクボックスのお出ましだ。神経の間には微弱な電流が流れていて、スパイクボックスをつないで、電気信号を増幅する。スパイクボックスのもう反対側には、ipadつなぐ。波形表示のappを立ち上げて、電気信号の状態を観察する。切り取った足を動かすと、波形中にスパイクがあらわれるというわけ。
さてお次は、受動系の実験。スパイクボックスをiPhoneに換えてみる。ビートの聞いた音楽をゴキブリの足に流すことにする。するとあら不思議、足はピクピクと動き出す。iPhoneから、流れる音楽は電気信号であるわけで、よく考えれば当たり前なんだけど。
そして、iPhoneをマイクに変えてみる。何が始まるのかと思ったら、人間ビートボックスが舞台に登場。ブンブン、チャと得意のRAPを刻み出す。もちろん、哀れなゴキブリ君の片足は、ピクピクとRAPにあわせて動く。グレッグは客席向かって叫ぶ。
「人類とゴキブリの初のコラボ。」
高校生は当然オオウケってわけ。
ちょっと残酷だけど、こんなに面白くてためになる実験はないよね。
グレッグは神経科学者。脳の内部では、化学と電気の反応が起こっているという。神経細胞の中にはニューロンがあって、ニューロン同士が電気信号を送ることで、運動は脳に伝わる。...なんて書くととても難しいよね。グレッグは脳が運動を受け止めたり、伝えたりすることを、ゴキブリ使ってわかりやすく説明してくれる。
ゴキブリは身近な人類の友達なんて言っている割に、氷水につけるは、足を根っこから切り取るは、結構残酷。切り取った足の2箇所にピンを打ったら、さあ実験開始。時より映される客席をみると、身を乗り出している男の子や今にも泣き出しそうな女の子など、反応はさまざま。
まずは電気信号の伝搬系の実験。お手製のスパイクボックスのお出ましだ。神経の間には微弱な電流が流れていて、スパイクボックスをつないで、電気信号を増幅する。スパイクボックスのもう反対側には、ipadつなぐ。波形表示のappを立ち上げて、電気信号の状態を観察する。切り取った足を動かすと、波形中にスパイクがあらわれるというわけ。
さてお次は、受動系の実験。スパイクボックスをiPhoneに換えてみる。ビートの聞いた音楽をゴキブリの足に流すことにする。するとあら不思議、足はピクピクと動き出す。iPhoneから、流れる音楽は電気信号であるわけで、よく考えれば当たり前なんだけど。
そして、iPhoneをマイクに変えてみる。何が始まるのかと思ったら、人間ビートボックスが舞台に登場。ブンブン、チャと得意のRAPを刻み出す。もちろん、哀れなゴキブリ君の片足は、ピクピクとRAPにあわせて動く。グレッグは客席向かって叫ぶ。
「人類とゴキブリの初のコラボ。」
高校生は当然オオウケってわけ。
Thursday, March 15, 2012
TED:Susan Cain on the power of the introverts
[web]
私は、Introvert(*1)な人間である。
(*1)Introvert 辞書を引くと「内気、内省的」と表現されているが、日本語で言うところとちょっと違うように思うので、 Introvertとしておく。
生まれてからかれこれ40年以上たつけど、自分がIntrovertかExtrovertなのか、あまり気にしてことなく生きてきた。 ちょっと前に Business Communicationの先生から、「君はIntrovertなんだね」といわれて、自覚した次第。
まあ、北米出身の先生からすると日本人は大方Introvertに思えるらしい。一方のExtrovertな典型はアメリカ大統領 (*2)ってことになるけど、(例外的に)JFK(*3)とObamaはIntrovertというらしい。 なお、アメリカなんかでは、近年、Extrovert/Introvert は結構ホットな話題らしい(*4)。
(*2)先生によると、日本の政治家はIntrovertに見えるらしい。小泉純一郎なんて、私から見たらExtrovertだと思うん だけどね。確かに、はにかんで笑うことがあるけど、選挙対策じゃないかなあ。なお、日本の政治家でExtrovertの代表格と言えば、 田中角栄、真紀子の親子だなあ。
(*3)JFKは近年になってあれこれ悩み深い人生だったことが明らかになってきた。出自や悲劇的な最後と相まって語られることも多く、 そうするとあの笑顔もちょっと張り付いた作り笑いに見えてくのは不思議だ。
(*4) Googleで調べてみたら、すごく出てきた。wikiもしっかりあったし。なかでも笑えたのは、Extrovert/Introvert振り分け質問集なんてのもあって、そこまでしなくてもねえという感じ。たぶん、私の場合、Ambivalentに分類されるんだと思う。
本日のSpeakerであるSusanはIntrovertな人。内気そうな笑顔を浮かべながら本のたくさん入った不釣り合いなほど大きなカ バンをもって壇上に上がる。さながら、ライナスの毛布か…。
まずは、子供のころ、サマーキャンプでびっくりした話から始まる。びっくりするほど、馬鹿明るいキャンプの雰囲気に頑張って溶け込もうと したこの手の話だったら50はくだらないと告白する。
彼女は周囲のExtrovertの素晴らしさを認めつつも、教育の場や職場ではIntrovertは不利(*5)であり、こうした背景から Introvertに関する本を出版したのだ。そしてその本を広めるために、危険なほど話す決意をしたらしい。
(*5)Introvertであっても訓練で見た目は変えられると思う。私自身がたぶんその典型だと思う。
でも、待てよ。少し禍々しいじゃないかと日本人の私は思う。
だって、プリンストンを出てハーバードのロースクール出身のウォール街の弁護士で、専門は交渉のコンサルティング。しかもTED.TALKのスピーカーになる人が、Introvertっていうのは、誇張が入っているんじゃないかな。口頭試問やjob interviewとかパスしてきただろうに。
この辺りのわかりにくさには理由がありそうだ。
Introvert tといってもだいたい1/3から半分なんだし、IntrovertなのかExtrovertとぱっかりどちらかに分かれるわけではない。また、Introvertとshynessとも違うし、時にIntrovertのリーダーはExtrovertのリーダーよりも素晴らしい成果をあげるとSusanはいう。
Extrovertが良しとされる背景には20世紀のビジネス優先社会が関係しているという。見知らぬ人とうまくやっていくには、Extrovertでなければならなかったのだ。だから、西洋特にアメリカでは、Extrovertであることが重要だと考えられていると、結論づけている。
日本に生まれたことが幸いして教育の場でも職場でもあまり不利な目にあっていないが、ちょっとだけ不利だと思うのは、口げんかの時だ。
Introvertは、混乱すると黙る。怒っているわけではない。ただ、何が起こっているのか、どうしたら糸口がつかめるのか探しているだけ。
ただ、それはひどく怒っていると誤解されて、相手はどんどん感情をエスカレート(*6)していく。ひどい場合、相手は泣き出すこともあって、とても困る。それに不公平じゃないか。
(*6) このあたりは、Entrovert/Introvert x Peace-maker/Conflict-OKの組み合わせになるらしい。
相手は、もともとの問題だけを片付ければいいのに、こっちは、元々と目も前の問題(=相手が泣いている)の両方を片付けれなればならないのだから。
Listening Data:
19:04 / 3,275 words
私は、Introvert(*1)な人間である。
(*1)Introvert 辞書を引くと「内気、内省的」と表現されているが、日本語で言うところとちょっと違うように思うので、 Introvertとしておく。
生まれてからかれこれ40年以上たつけど、自分がIntrovertかExtrovertなのか、あまり気にしてことなく生きてきた。 ちょっと前に Business Communicationの先生から、「君はIntrovertなんだね」といわれて、自覚した次第。
まあ、北米出身の先生からすると日本人は大方Introvertに思えるらしい。一方のExtrovertな典型はアメリカ大統領 (*2)ってことになるけど、(例外的に)JFK(*3)とObamaはIntrovertというらしい。 なお、アメリカなんかでは、近年、Extrovert/Introvert は結構ホットな話題らしい(*4)。
(*2)先生によると、日本の政治家はIntrovertに見えるらしい。小泉純一郎なんて、私から見たらExtrovertだと思うん だけどね。確かに、はにかんで笑うことがあるけど、選挙対策じゃないかなあ。なお、日本の政治家でExtrovertの代表格と言えば、 田中角栄、真紀子の親子だなあ。
(*3)JFKは近年になってあれこれ悩み深い人生だったことが明らかになってきた。出自や悲劇的な最後と相まって語られることも多く、 そうするとあの笑顔もちょっと張り付いた作り笑いに見えてくのは不思議だ。
(*4) Googleで調べてみたら、すごく出てきた。wikiもしっかりあったし。なかでも笑えたのは、Extrovert/Introvert振り分け質問集なんてのもあって、そこまでしなくてもねえという感じ。たぶん、私の場合、Ambivalentに分類されるんだと思う。
本日のSpeakerであるSusanはIntrovertな人。内気そうな笑顔を浮かべながら本のたくさん入った不釣り合いなほど大きなカ バンをもって壇上に上がる。さながら、ライナスの毛布か…。
まずは、子供のころ、サマーキャンプでびっくりした話から始まる。びっくりするほど、馬鹿明るいキャンプの雰囲気に頑張って溶け込もうと したこの手の話だったら50はくだらないと告白する。
彼女は周囲のExtrovertの素晴らしさを認めつつも、教育の場や職場ではIntrovertは不利(*5)であり、こうした背景から Introvertに関する本を出版したのだ。そしてその本を広めるために、危険なほど話す決意をしたらしい。
(*5)Introvertであっても訓練で見た目は変えられると思う。私自身がたぶんその典型だと思う。
でも、待てよ。少し禍々しいじゃないかと日本人の私は思う。
だって、プリンストンを出てハーバードのロースクール出身のウォール街の弁護士で、専門は交渉のコンサルティング。しかもTED.TALKのスピーカーになる人が、Introvertっていうのは、誇張が入っているんじゃないかな。口頭試問やjob interviewとかパスしてきただろうに。
この辺りのわかりにくさには理由がありそうだ。
Introvert tといってもだいたい1/3から半分なんだし、IntrovertなのかExtrovertとぱっかりどちらかに分かれるわけではない。また、Introvertとshynessとも違うし、時にIntrovertのリーダーはExtrovertのリーダーよりも素晴らしい成果をあげるとSusanはいう。
Extrovertが良しとされる背景には20世紀のビジネス優先社会が関係しているという。見知らぬ人とうまくやっていくには、Extrovertでなければならなかったのだ。だから、西洋特にアメリカでは、Extrovertであることが重要だと考えられていると、結論づけている。
日本に生まれたことが幸いして教育の場でも職場でもあまり不利な目にあっていないが、ちょっとだけ不利だと思うのは、口げんかの時だ。
Introvertは、混乱すると黙る。怒っているわけではない。ただ、何が起こっているのか、どうしたら糸口がつかめるのか探しているだけ。
ただ、それはひどく怒っていると誤解されて、相手はどんどん感情をエスカレート(*6)していく。ひどい場合、相手は泣き出すこともあって、とても困る。それに不公平じゃないか。
(*6) このあたりは、Entrovert/Introvert x Peace-maker/Conflict-OKの組み合わせになるらしい。
相手は、もともとの問題だけを片付ければいいのに、こっちは、元々と目も前の問題(=相手が泣いている)の両方を片付けれなればならないのだから。
Listening Data:
19:04 / 3,275 words
Sunday, March 11, 2012
TED:Carne Ross: An independent diplomat
[web]
Speechというと、とかく、内容だけあれこれ言われがちだけど、語り口や服装も含めて楽しんでみるのはどうだろうか。
意地の悪い言い方をしてしまうと、これは数あるTED.TALKの中でも策略に満ちたTALKと言えるかもしれない。
Carne Rossは、元英国外務省に努める外交官。1989年に5000人の応募者からたった20人選ばれたエリート外交官。専門は中東。アラファト議長と会い、サダムフセイン陣営と外交交渉、特殊部隊にのエスコートで打倒アルカイーダのアフガニスタンのリーダーと秘密裏に会談。これをめくるめく外交交渉の花道と言わずしてなんといおう。
しかし、壇上に現れた彼は、とてもカジュアルだ。黒のセーターとダークからのズボン。Color Blindだからと言っているが、明らかにいわゆる外交官のスタイル…仕立てのよいスーツに革靴…を打ち消す意図がみえみえだ。そしてうろうろと歩き回って話す。まるでこれじゃ、ボリショイサーカスの熊だ。
でも、彼の言葉に耳を傾けてほしい。できれば、サブタイトルを読んでほしい。言葉に無駄がない。すごく洗練されているのだ。英語は日本語に比べて、書き言葉と話し言葉の差がないというが、それでも原稿があるにしてSpeechでは、冗長になるし、構造が崩れる。彼は熱情的に話すが、決してそんなことがないのだ。さすが、外務大臣のスピーチライターだっただけのことはある。
そう、これは彼のパフォーマンスなのだ。An Independent Diplomatが如何に既成概念と異なるのかというパフォーマンス。たぶんね。An Independent Diplomatの詳細については、実際にTED.TALKを聴いてほしい。
でも、間違えないでほしい。An Independent Diplomatがまがまがしいと言っているわけでないのだ。ただはっきりと言えるのは、Carne Rossいうように、国家がもはや以前のように力を持たずそれに代わる第三の勢力が台頭しているのは確かなこと。
そして、それが21世紀だということだ。An Independent Diplomatとは21世紀らしい問題解決なのだ。
Speechというと、とかく、内容だけあれこれ言われがちだけど、語り口や服装も含めて楽しんでみるのはどうだろうか。
意地の悪い言い方をしてしまうと、これは数あるTED.TALKの中でも策略に満ちたTALKと言えるかもしれない。
Carne Rossは、元英国外務省に努める外交官。1989年に5000人の応募者からたった20人選ばれたエリート外交官。専門は中東。アラファト議長と会い、サダムフセイン陣営と外交交渉、特殊部隊にのエスコートで打倒アルカイーダのアフガニスタンのリーダーと秘密裏に会談。これをめくるめく外交交渉の花道と言わずしてなんといおう。
しかし、壇上に現れた彼は、とてもカジュアルだ。黒のセーターとダークからのズボン。Color Blindだからと言っているが、明らかにいわゆる外交官のスタイル…仕立てのよいスーツに革靴…を打ち消す意図がみえみえだ。そしてうろうろと歩き回って話す。まるでこれじゃ、ボリショイサーカスの熊だ。
でも、彼の言葉に耳を傾けてほしい。できれば、サブタイトルを読んでほしい。言葉に無駄がない。すごく洗練されているのだ。英語は日本語に比べて、書き言葉と話し言葉の差がないというが、それでも原稿があるにしてSpeechでは、冗長になるし、構造が崩れる。彼は熱情的に話すが、決してそんなことがないのだ。さすが、外務大臣のスピーチライターだっただけのことはある。
そう、これは彼のパフォーマンスなのだ。An Independent Diplomatが如何に既成概念と異なるのかというパフォーマンス。たぶんね。An Independent Diplomatの詳細については、実際にTED.TALKを聴いてほしい。
でも、間違えないでほしい。An Independent Diplomatがまがまがしいと言っているわけでないのだ。ただはっきりと言えるのは、Carne Rossいうように、国家がもはや以前のように力を持たずそれに代わる第三の勢力が台頭しているのは確かなこと。
そして、それが21世紀だということだ。An Independent Diplomatとは21世紀らしい問題解決なのだ。
Listening Data
3,557 words/20:38
3,557 words/20:38
Tuesday, March 6, 2012
VOA Getting Young Indians to Choose Tea Over Coffee
[web]
インドの最近の紅茶ビジネスについて。
150年と長い歴史をもつ紅茶の国も若い世代は、コーヒーをのむ。大手コーヒーチェーンも巨大市場に注目している。また、従来は、小さなとおりに面したチャイのビジネスも近代化して、チェーン化している。
インドの最近の紅茶ビジネスについて。
150年と長い歴史をもつ紅茶の国も若い世代は、コーヒーをのむ。大手コーヒーチェーンも巨大市場に注目している。また、従来は、小さなとおりに面したチャイのビジネスも近代化して、チェーン化している。
Friday, February 24, 2012
TED: Laurie Santos: A monkey economy as irrational as ours
[web]
Laurie Santosはイェール大学の認知心理学の研究者。オマキザルにトークンで買い物をさせる実験をベースに人間の選択の愚かさ…予測でいるのに何度も失敗を繰り返す…の根源を探ろうとしている。
人間は、どんな時に安全を取るのか?それともリスクを取るんだろうか?否定的な要素が含まれる場合、リスクを取るという。
例えば、自分の手元に1000ドルがあるとする。コイントスで表が出たら、1000ドルもらえる場合と何もしなくても500ドルもらえる場合の2パタンがあるとする。どちらも期待値は、500ドル。この場合、人は何もせずに500ドルもらえる方を選ぶという。
一方で手元に2000ドルあるとする。コイントスで表が出たら、1000ドル取られう場合とどんな場合でも500ドル取られる場合では、今度はコイントスを取るそうだ。(この選択の理論、とても有名なんだそうです。)
オマキザルでも同じ傾向がみられるそうだ。お猿さんの場合、お金をブドウに置き換えて実験をしている。実験では、サルの市場を作ってみた。サルとセールスマン(=イェール大学の学生)を隔てる透明の板を置く。板には穴があいていて、穴を介してお金と食べ物を交換できる。
お猿さんの市場では、買い物はワンコインで2択。コイン一つと食べ物プレートが交換というわけ。市場にはいつも二人のセールスマンが立っていて、お猿さんはどちらを選ぶことになっている。
そこで、実験。最初、お皿にブドウが一つだけのっている。右のセールスマンを選ぶと、必ずおまけをくれる。左は、時々2つくれるけどくれないこともある。この場合、お猿さんは、右を選ぶ。
今度は、お皿の上には、ブドウが3つ。右をえらぶと、いつも2つしかもらえない。(上前を撥ねられるのですね。)左を選ぶと、(あろうことか)、1つかもれないか、3つもらえることもある。この場合、お猿さんも人間同様、リスクの方を取る。
(スピーチの本筋から外れるが)お猿さんもリスクをとるとあるが、ひとつ疑問がある。3つ見せて2つもしくは1つしかもらえない場合、暴れたりしなかったんだろうか。甚だ疑わしい。お猿さんは賢いよ。そういえば、父は、子供のころ、お猿さんに玉ねぎだかラッキョウを上げて、怒ったお猿さんにかじられたと祖母から聞いた。
さらに驚くことに、コインの味をしめたお猿さんは、なんとコインを盗むという。
お猿さんと人間の選択のパタンか似ているからといって、人間が失敗を繰り返す原因を、ここに求めるのは、いささか疑わしい。だって、経済崩壊などって、今回の選択とは違ってとてもとても複雑だからね。
ただし、これはいい訳には使えそうだな、おバカな失敗をしたとき、「いやぁ自分のせいじゃなくってお尻に尻尾がついていた太古の昔お猿のころから、遺伝子に深く深~く刻み込まれているんだ」といえば、相手は一瞬ひるむだろうな。
Listening Data:
4474 words / 19:46
Laurie Santosはイェール大学の認知心理学の研究者。オマキザルにトークンで買い物をさせる実験をベースに人間の選択の愚かさ…予測でいるのに何度も失敗を繰り返す…の根源を探ろうとしている。
人間は、どんな時に安全を取るのか?それともリスクを取るんだろうか?否定的な要素が含まれる場合、リスクを取るという。
例えば、自分の手元に1000ドルがあるとする。コイントスで表が出たら、1000ドルもらえる場合と何もしなくても500ドルもらえる場合の2パタンがあるとする。どちらも期待値は、500ドル。この場合、人は何もせずに500ドルもらえる方を選ぶという。
一方で手元に2000ドルあるとする。コイントスで表が出たら、1000ドル取られう場合とどんな場合でも500ドル取られる場合では、今度はコイントスを取るそうだ。(この選択の理論、とても有名なんだそうです。)
オマキザルでも同じ傾向がみられるそうだ。お猿さんの場合、お金をブドウに置き換えて実験をしている。実験では、サルの市場を作ってみた。サルとセールスマン(=イェール大学の学生)を隔てる透明の板を置く。板には穴があいていて、穴を介してお金と食べ物を交換できる。
お猿さんの市場では、買い物はワンコインで2択。コイン一つと食べ物プレートが交換というわけ。市場にはいつも二人のセールスマンが立っていて、お猿さんはどちらを選ぶことになっている。
そこで、実験。最初、お皿にブドウが一つだけのっている。右のセールスマンを選ぶと、必ずおまけをくれる。左は、時々2つくれるけどくれないこともある。この場合、お猿さんは、右を選ぶ。
今度は、お皿の上には、ブドウが3つ。右をえらぶと、いつも2つしかもらえない。(上前を撥ねられるのですね。)左を選ぶと、(あろうことか)、1つかもれないか、3つもらえることもある。この場合、お猿さんも人間同様、リスクの方を取る。
(スピーチの本筋から外れるが)お猿さんもリスクをとるとあるが、ひとつ疑問がある。3つ見せて2つもしくは1つしかもらえない場合、暴れたりしなかったんだろうか。甚だ疑わしい。お猿さんは賢いよ。そういえば、父は、子供のころ、お猿さんに玉ねぎだかラッキョウを上げて、怒ったお猿さんにかじられたと祖母から聞いた。
さらに驚くことに、コインの味をしめたお猿さんは、なんとコインを盗むという。
お猿さんと人間の選択のパタンか似ているからといって、人間が失敗を繰り返す原因を、ここに求めるのは、いささか疑わしい。だって、経済崩壊などって、今回の選択とは違ってとてもとても複雑だからね。
ただし、これはいい訳には使えそうだな、おバカな失敗をしたとき、「いやぁ自分のせいじゃなくってお尻に尻尾がついていた太古の昔お猿のころから、遺伝子に深く深~く刻み込まれているんだ」といえば、相手は一瞬ひるむだろうな。
Listening Data:
4474 words / 19:46
Friday, February 17, 2012
TED:Paddy Ashdown: The global power shift
[web]
世界が年々せまくなっていると、誰もが感じていることであろう。
Paddy Ashdownは、いう。
世界はまさに変革の時、新しい世界が姿を現しつつある。そして、この変革の時を経て進むには、より国家感が密に…単に寄り集まっただけなく、あたかも一つの国家のように…結びついた条約に基づくシステムや合意が必要だなのだと。
そして、これまで1世紀ごとに起こっていた変革と本質的に違うのは、世界の力構造が1次元から多次元へと変化を遂げていることであり、すべてのものが密接に結びつて(=interconnected)いるのである。
Paddy Ashdownの主張する全世界規模の変革は、とっても説得力がある、とても進歩的なこといっている。というより、ごく当たり前のことを言っているとすら感じてしまう。
日本以外の国に住んだこともなく、日本の製造業で働いている極めて平凡で旧時代の管理職である私自身でさえ、そう思ってしまう。
自国の地震での被災以上にタイの洪水やユーロ安の差益で日本純ドメスティックなビジネスがひっくり返りそうになる、今はそんな時代なのだ。
世界が年々せまくなっていると、誰もが感じていることであろう。
Paddy Ashdownは、いう。
世界はまさに変革の時、新しい世界が姿を現しつつある。そして、この変革の時を経て進むには、より国家感が密に…単に寄り集まっただけなく、あたかも一つの国家のように…結びついた条約に基づくシステムや合意が必要だなのだと。
そして、これまで1世紀ごとに起こっていた変革と本質的に違うのは、世界の力構造が1次元から多次元へと変化を遂げていることであり、すべてのものが密接に結びつて(=interconnected)いるのである。
Paddy Ashdownの主張する全世界規模の変革は、とっても説得力がある、とても進歩的なこといっている。というより、ごく当たり前のことを言っているとすら感じてしまう。
日本以外の国に住んだこともなく、日本の製造業で働いている極めて平凡で旧時代の管理職である私自身でさえ、そう思ってしまう。
自国の地震での被災以上にタイの洪水やユーロ安の差益で日本純ドメスティックなビジネスがひっくり返りそうになる、今はそんな時代なのだ。
3146 words /18:30
Saturday, February 11, 2012
VoA : Facebook and Its Big Stock Offering
[web]
FacebookのIPO( initial public offering)申請に関する記事。申請が受理されれば、これまでで最高だったGoogleを抜いて最高の時価総額になるということ。
創始者のMark Zuckerberは、20代にして億万長者だということが取りざたされているけど、個人的には、Geekから巨大企業のCEOにどう脱皮して行くかのほうが、面白そう。かつてのGatesがそうだったようにね。
FacebookのIPO( initial public offering)申請に関する記事。申請が受理されれば、これまでで最高だったGoogleを抜いて最高の時価総額になるということ。
創始者のMark Zuckerberは、20代にして億万長者だということが取りざたされているけど、個人的には、Geekから巨大企業のCEOにどう脱皮して行くかのほうが、面白そう。かつてのGatesがそうだったようにね。
Monday, January 30, 2012
Good-bye Hackers! / 困った時のハッカー頼み
TEDを聴き始めて、6か月余り。
だいぶ、Listening能力が付いてきたものの、まだまだ、十分聞き取れるものはまだまだ少ないのです。最近ようやく、Global IssueやEconomicsに手が出せるようになりました。
仕事柄、コンピュータ・ネタだったら、どうにかなりそうなので、最初のころは、ITネタばかり聞いていました。(困ったところのハッカー頼みってと ころでしょうか。)
ITネタの場合、冒頭からいきなりギリシャ神話や歴史などの話で始らないところもよいところです。
ちなみに、経済ネタは対照的に、こういった知性的な話で始ることが多いよう思います。冒頭でいきなり挫折したものも数多いです。
というわけで、お薦めITネタです。
1. Mikko Hypponen: Three types of online attack [web]
2. Misha Glenny: Hire the hackers! [web]
3. Adam Ostrow: After your final status update [web]
4. Matt Cutts: Try something new for 30 days [web]
だいぶ、Listening能力が付いてきたものの、まだまだ、十分聞き取れるものはまだまだ少ないのです。最近ようやく、Global IssueやEconomicsに手が出せるようになりました。
仕事柄、コンピュータ・ネタだったら、どうにかなりそうなので、最初のころは、ITネタばかり聞いていました。(困ったところのハッカー頼みってと ころでしょうか。)
ITネタの場合、冒頭からいきなりギリシャ神話や歴史などの話で始らないところもよいところです。
ちなみに、経済ネタは対照的に、こういった知性的な話で始ることが多いよう思います。冒頭でいきなり挫折したものも数多いです。
というわけで、お薦めITネタです。
1. Mikko Hypponen: Three types of online attack [web]
2. Misha Glenny: Hire the hackers! [web]
3. Adam Ostrow: After your final status update [web]
4. Matt Cutts: Try something new for 30 days [web]
Sunday, January 15, 2012
TED: Daniel Goldstein: The battle between your present and future self
[web]
Daniel Goldsteinは、行動経済学者で、経済活動における意思決定を研究している。過去と将来、どちらもよりよくなるための意思決定の方法として、Commitment Devicesとコンピュータを使った貯蓄シミュレーションの紹介をしている。
Commitment Deviceとは、自分を追い込むために退路を断つことがあるが、この退路の断ち方こと。日本では、Commitment Deviceとしてよく知られているのは、背水の陣。
Danielは、Commitment Deviceの例として、冒頭でギリシア神話のオッデセイの話を持ち出している。トロイ戦争の帰途、近道をする。海路にはそこにはひとたび歌声を聞くと誘い込まれて海の藻屑と消えるサイレンスという美女がいる。オデッセイは、マストに自らを縛りつけることで、歌声は聴くけど海路は進むという選択をする。
TEDで難しいなあと思うのは、こうした西洋人だったら普通に知っているはずの知識がないために、さっぱりわからないことである。むしろ、科学技術や経済などのその道の一人者の話ではあるが、こうした内容は、聴衆が門外漢であることを前提に話しているので、専門用語が問題となることはあまりない。
DanielのTALKの後半で、ヒューリスティックな貯蓄シミュレーションシステムについてデモを交えているが、このシーンを言葉だけでこのTalkを聞いていない人に説明するのは、よい訓練になった。
私自身は、プロのサポートエンジニアであるので、電話だけで目の前にいない相手とシステムの挙動について会話することが日常的である。そのため、こうした言葉だけでシステムの動作を説明することは普通の人より長けているつもり。それでも、システムの入出力、順序や同期について説明するのは骨が折れた。ましてや英語でやろうとすると二重苦でしかない。
Japanese Native SpeakerでTEDを英語の教材として利用している人は、このTALKは、こういった二つの意味で訓練としてはかなりお薦めです。
TALKの中で紹介している最新の貯蓄シミュレーションシステムでは、若いときの顔写真を入力し、総収入に対する貯蓄率を操作すると、若いときの顔と引退するときの顔の両方の表情が変化する。なお、引退時の顔は、若いときの顔をベースに合成される。
このシステム、Smartphone用にインプリされているらしい。わずか数ドルで手に入るとのこと。使ってみたいかって?シミュレーションする以前に、年をとったときの顔を見たくないな。
Daniel Goldsteinは、行動経済学者で、経済活動における意思決定を研究している。過去と将来、どちらもよりよくなるための意思決定の方法として、Commitment Devicesとコンピュータを使った貯蓄シミュレーションの紹介をしている。
Commitment Deviceとは、自分を追い込むために退路を断つことがあるが、この退路の断ち方こと。日本では、Commitment Deviceとしてよく知られているのは、背水の陣。
Danielは、Commitment Deviceの例として、冒頭でギリシア神話のオッデセイの話を持ち出している。トロイ戦争の帰途、近道をする。海路にはそこにはひとたび歌声を聞くと誘い込まれて海の藻屑と消えるサイレンスという美女がいる。オデッセイは、マストに自らを縛りつけることで、歌声は聴くけど海路は進むという選択をする。
TEDで難しいなあと思うのは、こうした西洋人だったら普通に知っているはずの知識がないために、さっぱりわからないことである。むしろ、科学技術や経済などのその道の一人者の話ではあるが、こうした内容は、聴衆が門外漢であることを前提に話しているので、専門用語が問題となることはあまりない。
DanielのTALKの後半で、ヒューリスティックな貯蓄シミュレーションシステムについてデモを交えているが、このシーンを言葉だけでこのTalkを聞いていない人に説明するのは、よい訓練になった。
私自身は、プロのサポートエンジニアであるので、電話だけで目の前にいない相手とシステムの挙動について会話することが日常的である。そのため、こうした言葉だけでシステムの動作を説明することは普通の人より長けているつもり。それでも、システムの入出力、順序や同期について説明するのは骨が折れた。ましてや英語でやろうとすると二重苦でしかない。
Japanese Native SpeakerでTEDを英語の教材として利用している人は、このTALKは、こういった二つの意味で訓練としてはかなりお薦めです。
TALKの中で紹介している最新の貯蓄シミュレーションシステムでは、若いときの顔写真を入力し、総収入に対する貯蓄率を操作すると、若いときの顔と引退するときの顔の両方の表情が変化する。なお、引退時の顔は、若いときの顔をベースに合成される。
このシステム、Smartphone用にインプリされているらしい。わずか数ドルで手に入るとのこと。使ってみたいかって?シミュレーションする以前に、年をとったときの顔を見たくないな。
Friday, January 13, 2012
Restating Lesson / Lesson 再開
冬休みが終わって、仕事がはじまってあっという間に現実に引き戻された。
とはいえまだまだリハビリが必要な状態。明けた初日は、北米から文句を言われ、次の日の欧州とのConference Callでは、切り込んでいけずに臍を噛み、その翌日は、シンガポールから仕事の催促の電話をもらった。
英語の研修も約一ヶ月ぶりに再開。先生から忘れられているじゃないかと、ちょっとだけ心配したが、そんなこともなくちゃんと覚えていてもらえた。ちょっとほっとした。ま、忘れられていたらどう交わそうか、ちょっと準備したんだけどね。杞憂に終わってよかった。
ただ、発音はクリスマス以前に逆戻りしていた。[cl]やlinking words(とくに、[n])が、うまくいかないばかりか、正しいときとそうでないときの違いが聞き取れなくなっていた。
TED教材としたListening / Presentation Practiceに Daniel GoldsteinのThe battle between your present and future selfを選んでみた。時間があるから、張り切ってちょっと自分のListening の実力以上のTalkを選んでみたけど、やっぱり前夜とっても後悔した。なかなか終わらずにほとんど徹夜になってしまった。
Thursday, December 22, 2011
TED: Joshua Klein on the intelligence of crows
[web]
からすの驚くべき生態について。カラスは賢く、都会に驚くほど適応している。
針金を曲げてチューブの中の食べ物を吊り上げて取り出したり(ニューカレドニアのカラス)、道路に胡桃を置いて車に引かせて殻を割り中身を取り出したりする(仙台のカラス)。スピーカのJoshuaの実験として紹介されているのが、カラスの自動販売機(Vending Machine)。ピーナッツとコインを使って、カラスが複数のステップを学習することを証明している。
Talkは10分程度と短いが、Joshuaの話し方は、ちょっと早口で抑揚もあまりない話し方のようにおもえる。最小は、聞き取るのがたいへんだった。ある意味Listeningの素材としてはよいと思う。この話は、でもそんなことを感じさせないくらい面白い。
[Rating]
Easy to Listen: ***
Length: 10:08
Words: 1700
Category: Science
からすの驚くべき生態について。カラスは賢く、都会に驚くほど適応している。
針金を曲げてチューブの中の食べ物を吊り上げて取り出したり(ニューカレドニアのカラス)、道路に胡桃を置いて車に引かせて殻を割り中身を取り出したりする(仙台のカラス)。スピーカのJoshuaの実験として紹介されているのが、カラスの自動販売機(Vending Machine)。ピーナッツとコインを使って、カラスが複数のステップを学習することを証明している。
Talkは10分程度と短いが、Joshuaの話し方は、ちょっと早口で抑揚もあまりない話し方のようにおもえる。最小は、聞き取るのがたいへんだった。ある意味Listeningの素材としてはよいと思う。この話は、でもそんなことを感じさせないくらい面白い。
[Rating]
Easy to Listen: ***
Length: 10:08
Words: 1700
Category: Science
Familiar: ****
[オマケ]
カラスは、好かれているんだろうか?それとも?でもとっても興味をもたれているのは確か。なんとアート作品にもなっています。Sputniko!のカラスボット☆ジェニー。必見です。J-POP風のビートのきいたメロディーにかっこいいんだか悪いんだかよくわからない歌詞もよいです。
[オマケ]
カラスは、好かれているんだろうか?それとも?でもとっても興味をもたれているのは確か。なんとアート作品にもなっています。Sputniko!のカラスボット☆ジェニー。必見です。J-POP風のビートのきいたメロディーにかっこいいんだか悪いんだかよくわからない歌詞もよいです。
Monday, December 12, 2011
TED: Matthieu Ricard on the habits of happiness
[web]
幸福とは何か、それは心の深淵にある内なる状態…
Matthie Richardの言葉は、どこまでも暖かく、静かで、そして限りなく美しい。(時にウィットに富んでもいる。)
何かに疲れたら、心が折れそうになったら、ぜひ、このTALKを見て欲しい。心に響く何かがあるはずだ。
幸福とは何か、それは心の深淵にある内なる状態…
Matthie Richardの言葉は、どこまでも暖かく、静かで、そして限りなく美しい。(時にウィットに富んでもいる。)
何かに疲れたら、心が折れそうになったら、ぜひ、このTALKを見て欲しい。心に響く何かがあるはずだ。
Friday, December 9, 2011
VoA: American History: The Election of 1968
[web]
1週間ほど前、北米で突然解雇が行われ知り合いが会社から追われたことの知らせを受けた。あまりにも突然で、言葉を失った。北米では本人の能力と関係ないところで、会社の方針が一転して解雇となるので、日本ほどはあわてないものかもしれないもの、少なくとも家族は驚いているに違いない。とはいえ、比較的身近でおこったので、心が痛んだ。
鬱々としてたら、どんどんメランコリックなって、…そうした気分を払拭したくて、研修のスピーチのテーマに選んでみた。
--
ニクソンが選ばれた1968年の選挙は、公民権と反ベトナム戦争のムーブメントのまっただ中に行われた選挙で、特に、民主党の候補者選びは、ロバートケネディの暗殺もあって混迷を極めた。
ニクソンの時代、アメリカ イコール 世界。アメリカが世界の中心で輝きを放っていた時代だ。ろうそくの炎は消える直前が一番輝く、いわれるがそうかもしれれない。
アルゴアが地球規模のECOを訴えても、バラクオバマが、”Yes You can!”といっても足元にも及ばないくらいすごかった。1ドルだって300円を超えていたし。
1週間ほど前、北米で突然解雇が行われ知り合いが会社から追われたことの知らせを受けた。あまりにも突然で、言葉を失った。北米では本人の能力と関係ないところで、会社の方針が一転して解雇となるので、日本ほどはあわてないものかもしれないもの、少なくとも家族は驚いているに違いない。とはいえ、比較的身近でおこったので、心が痛んだ。
鬱々としてたら、どんどんメランコリックなって、…そうした気分を払拭したくて、研修のスピーチのテーマに選んでみた。
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ニクソンが選ばれた1968年の選挙は、公民権と反ベトナム戦争のムーブメントのまっただ中に行われた選挙で、特に、民主党の候補者選びは、ロバートケネディの暗殺もあって混迷を極めた。
ニクソンの時代、アメリカ イコール 世界。アメリカが世界の中心で輝きを放っていた時代だ。ろうそくの炎は消える直前が一番輝く、いわれるがそうかもしれれない。
アルゴアが地球規模のECOを訴えても、バラクオバマが、”Yes You can!”といっても足元にも及ばないくらいすごかった。1ドルだって300円を超えていたし。
Tuesday, December 6, 2011
TED:John Bohannon: Dance vs. powerpoint, a modest proposal
[web]
世の中には実にいろいろな考えの持ち主がいる。TEDをながめていると、自分の発想の貧弱さをかんじる。とはいえ、
いつも成功するとは限らない。中には、着想の豊かさはかうものの、正直何が言いたいんだろうか?と疑問に感じることもある。たぶん、そう感じることにまちがいはない。
これは、パワポのかわりにダンスで表現してみたらというアイデア。着想としてはよいのだけど、うーんいまいちかな。
TED+SUB TITLEのAPPが先週からやっと直ったので、スピーチ用のTalkを探しているのだけど、なかなかいいものがみつからない。欲を言えば10分以内で、話し方がきれいなもの(適度に抑揚があって、マシンガントークも避けたい)。Funnyすぎなくて…
悩んで、あれこれ探しているうちに、絞りきれなくて今週も、Structure is important!っていわれてしまいそうだ:)
世の中には実にいろいろな考えの持ち主がいる。TEDをながめていると、自分の発想の貧弱さをかんじる。とはいえ、
いつも成功するとは限らない。中には、着想の豊かさはかうものの、正直何が言いたいんだろうか?と疑問に感じることもある。たぶん、そう感じることにまちがいはない。
これは、パワポのかわりにダンスで表現してみたらというアイデア。着想としてはよいのだけど、うーんいまいちかな。
TED+SUB TITLEのAPPが先週からやっと直ったので、スピーチ用のTalkを探しているのだけど、なかなかいいものがみつからない。欲を言えば10分以内で、話し方がきれいなもの(適度に抑揚があって、マシンガントークも避けたい)。Funnyすぎなくて…
悩んで、あれこれ探しているうちに、絞りきれなくて今週も、Structure is important!っていわれてしまいそうだ:)
Thursday, December 1, 2011
TED: Damon Horowitz: Philosophy in prison
[web]
殺人犯Tonyの囚人が、刑務所内の哲学授業と出会い、哲学に目覚めるまでを描いたショートトーク。
哲学の教授でありスピーカーであろDamon、Tonyがどんなに哲学の対極にいるかを現すため、TonyとDamonの二人を見事に演じきっている。
また、哲学とは自己の内面を見つめなおすことで如何様になるのだということをあらわすために、”Let's do this”という言葉を異なる意味合いで引用している。1回目は、Tonyが強盗殺人を仲間にそそのかされて実行に移す際に。そして哲学に目覚め、囚人も哲学の教授も哲学を学ぶという同じ立ち位置たったときに。
殺人犯Tonyの囚人が、刑務所内の哲学授業と出会い、哲学に目覚めるまでを描いたショートトーク。
哲学の教授でありスピーカーであろDamon、Tonyがどんなに哲学の対極にいるかを現すため、TonyとDamonの二人を見事に演じきっている。
また、哲学とは自己の内面を見つめなおすことで如何様になるのだということをあらわすために、”Let's do this”という言葉を異なる意味合いで引用している。1回目は、Tonyが強盗殺人を仲間にそそのかされて実行に移す際に。そして哲学に目覚め、囚人も哲学の教授も哲学を学ぶという同じ立ち位置たったときに。
Thursday, November 24, 2011
VoA: Great Thinkers: Charles Darwin and Evolution
[web]
チャールズ・ダーウィンの生涯について。
実は、ダーウィンとリンカーンは、誕生日が同じであり、これに関して一時期、WikiでのDiscussionが行われたらしい。
→詳細は、仲裁を参照。
Wikipedia:Requests for arbitration/Charles Darwin-Lincoln dispute
Easy to Listen: ***
Category: Science
Familiar: ***
チャールズ・ダーウィンの生涯について。
実は、ダーウィンとリンカーンは、誕生日が同じであり、これに関して一時期、WikiでのDiscussionが行われたらしい。
→詳細は、仲裁を参照。
Wikipedia:Requests for arbitration/Charles Darwin-Lincoln dispute
Easy to Listen: ***
Category: Science
Familiar: ***
Tuesday, November 15, 2011
TED: Hasan Elahi: FBI, here I am!
[web]
ある日、間違ってテロリストのリストに自分がのせられたら?たぶん、最初はその事実ですら認識できないはず。でもHasan Elahiは、半年間質問攻めにあわされた末に、なんと、追跡情報をARTにしてしまう。なんてタフさ。防御は最大の攻撃というけれど、服従は最大の攻撃というべきか…
Easy to Listen: ***
Category: Design, IT
Familiar: ***
Length: 13:40 / 2,808 words
ある日、間違ってテロリストのリストに自分がのせられたら?たぶん、最初はその事実ですら認識できないはず。でもHasan Elahiは、半年間質問攻めにあわされた末に、なんと、追跡情報をARTにしてしまう。なんてタフさ。防御は最大の攻撃というけれど、服従は最大の攻撃というべきか…
Easy to Listen: ***
Category: Design, IT
Familiar: ***
Length: 13:40 / 2,808 words
Thursday, November 10, 2011
VoA: New Galleries for Islamic Art Open in New York | Arts and Entertainment | Learning English
[web]
- New York のメトロポリタン美術館のイスラム美術のギャラリーが再オープンした話。
- 女性のプロのアメフトの話
- Demi Lovato の新しいアルバム“Unbroken”
Listeningからは脱線するけど、メトロポリタン美術館は、大好きな場所。素晴らしく質の高い美術品がとにかくたくさんあるのだけど、格式ばっていなくて、美術のテーマパークといった感じ。
イスラム美術のギャラリーは、うす暗く見事な絨毯や彫刻を施した壁の後宮のような美しい部屋があったりしたっけ。
- New York のメトロポリタン美術館のイスラム美術のギャラリーが再オープンした話。
- 女性のプロのアメフトの話
- Demi Lovato の新しいアルバム“Unbroken”
Listeningからは脱線するけど、メトロポリタン美術館は、大好きな場所。素晴らしく質の高い美術品がとにかくたくさんあるのだけど、格式ばっていなくて、美術のテーマパークといった感じ。
イスラム美術のギャラリーは、うす暗く見事な絨毯や彫刻を施した壁の後宮のような美しい部屋があったりしたっけ。
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