Saturday, April 21, 2012

I met me who was 16 years old./ 扉の向こうにいたのは

とても久しぶりに、Rocking Onを買った。

最後に買ったのは、いつだったのか思い出せないほど昔だ。最新号は、ノエルギャラがーとブラーのインタビュー。ノエルが一位を取れなかった腹いせにブラーを罵り、でも、後年になって仲直りしたというのは有名な話。

ノエルのインタビューを立ち読みしていたら、とても欲しくなって、気がついたらレジでお金を払っていた。

ノエルの記事を読んでいたら、…確か、放校される前、シンナーを吸うといった話だった。…
高校生の頃の自分を思い出した。

今よりずっと自分に自信もなく、将来への不安でいっぱいだったころ。毎日、教室の窓の外から道行く人を眺めていた。ロッカーには、1冊も教科書なんか入っていなくて、山のような Rocking On があって、でも、見た目はまじめで目立たない成績優秀な生徒だったので、先生も親もまさかそんなことになっているとは想像すらしていないだろうなぁというのが、ちょっとした自慢 だった。

あのころは、好きなだけ音楽を聴けるという単純な理由で、音楽のジャーナリストになりたかった。

あれからずいぶん時がたった。20才からプログラマとして働き出して、今は大企業(しかも超ドメスティックな製造業)の管理職にしがみついている。

あのころの私がみたらなんていうんだろうな。かっこよくは見えないだろうね。


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