今日は、思い切って浴衣でLessonに行ってみた。
ちょっと前に担当の先生に、「クライアントが来ない時間はどうしているの?」と訊いたら、「漢字を勉強しているんだ」といって分厚い単語調を見せてもらったことがある。とても丁寧で美しい筆跡だったのをほめたら、「とても時間がかかるんだ」と謙遜したので、「(謙遜するなんて)日本人みたいだね」といったら、とてもうれしそうだった。よその文化にあこがれるっていうのは、こういうことなんだなあ。
ということで、スモールトークは、当然話題は着物の話。
「帯が厚いものと薄いものがあるけど、どう違うの」
「厚いって、ああ広い幅と細い幅ね。厚いっていうと相撲取りの回しのように日本人は思うんだ。」
とお互い大笑い。バックグラウンドの違いは面白いね。
風呂敷にも興味津々だったようで、泥棒の話をしてみる。
漫画やコントでは日本の泥棒は、唐草模様の風呂敷で包んだ大きな荷物を背負っている。唐草模様の風呂敷は、緑地にワイヤーの模様で、布団などを包む大判もので昔はどこの家にもあった。江戸時代の庶民は貧しく、盗めるものと言ったら布団ぐらいだったので、こういうアイコンになった。という持論を展開。どこまで正確に伝えられたかな。
たまには、共通認識をもたないことを、時間をかけて表現するのも面白いなあ。
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