このところ先生から発音でよく指摘されることに、母音の間延びした話し方(drawling dialect)がある。
たとえば、'Easy'の場合、私の場合、「イィズゥィーー」と聞こえるらしい。先生の発音のとおり「イズィー」といっているつもりなのだけど。そう思って、注意深く先生の発話を聞いてみると、聞き取りやすくゆっくりとしゃべっているのに、母音は決して間延びしていない。
夏ごろ、子音の発音で苦労しているときに、参考に買った「英語の舌の作り方(野田泉 著:研究社)」を読むと、イギリス人が発音と日本人の発音とでは、息の噴出し方が違うとある。イギリス人の場合、とあるが、たぶん、北米の場合も基本は一緒だろう。欧米人の場合、息を一気に噴出すというのだ。まるでゴジラのように。
この本は、ちょっと頭でっかちで、実践には向かないが、少し上達してみると、この本に書いていることは、納得がいくことが多い。発音に悩んだら即役立つ本でない。でも、ある程度上達して、近い音が出せるようになってから読むと、すんなりと頭に入ることも多いので、そういう人にお薦めの本だと思う。
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