Sunday, September 30, 2012

Thank you for staying in Japan / 嵐の夜に思うこと

Whenever a disaster or an accident happens in Tokyo, 
I feel how poor information in English 
and other foreign language are. 
However, I believe that both quality and quantity of them 
will be incredibly improved in two or three years. 
At that time I will appreciate 
that they chose to stay here in spite of inconvenience.

それにしても、ひどい台風だ。

夜半の横須賀線は品川駅に1時間以上停車した。

強風で多摩川を渡ることができないのだ。橋梁に設置した風速計が規定値の値を超えたこと、強風が収まって安全確認が完了するまで電車は発車できないことなど、アナウンスはやけに詳しかった。そしてアナウンスは、繰り返しそのことを伝えたが、1度も英語の放送はなかった。電車の中には、大きなスーツケースを抱えた明らかに成田に着いたばかりの外国の方が何人もいたのに。彼らの心細さを考えると、とてもすまない気持ちなった。

台風や地震など災害が起こると、いつも思うことがある。日本はなんて不親切なところなんだろう。日本語の情 報は有り余るくらいあるのに、英語や外国語の情報がほとんどないのだ。


家を出た午後2時ごろまでは晴れていたのに、3時を過ぎると空はにわかに曇り、大粒の雨が降り出した。そし て夕方には大風も吹き出し、授業が始まる7時ごろには、強風が吹き荒れ、電車は軒並み運休となった。そして8時を過ぎると、運よく動いていても徐行運転か、途中駅での停止を余儀なくされた。

Gabaについてみると、いつもどおり開校はしていたけど、手回しのよい生徒は前日までにキャンセルをして いたようで、ロビーは閑散としていた。講師の先生の何人かは、窓の外を確かめに行っていたところを見ると、直前に来るのを取りやめた生徒もかなりいたのだろう。(生徒が来ない場合でも待機していないとならない。)

講師の多くは日本語が初心者レベルの人たちである。来日して数年以内という人もかなりもいる。(私の担当の 先生もそうだ。)これから家に帰るまでの彼らの不便さを思うと、とてもすまない気持ちなった。そして、どうか不愉快なことに、特に、日本に来たことを後悔するようなことに出会わないで欲しいと切に願った。


授業ではフリートークの練習として、JRの運行状況のWebページの説明をしてみた。
「『間引き運転や遅れがある』って書いてあるけど、さっき駅では30〜50%しか運転していないっていたよ。いつもの2〜3倍は、かかるだろうね。」と私。
「大丈夫、本を持っているからね。」と先生。さすがの余裕に、ちょっとだけ安心。昨年の台風を経験している だけあって落ち着いている。

日本で日本語を使わないで暮らすのは、私たちが想像する以上に大変なことだ。英会話を習うようになって、少 しだけ彼らの不都合さ加減がわかるようなった。


そういえば、前の学校での最終授業でのこと。

(当時の習っていた)先生から「エアコンの風向きを変えてもらえない?」とお願いされた。パネルの操作方法 を話していて、気がついた。パネルの表示は全て漢字で読みづらい。だから、1度くらい説明しただけでは覚えきれない。先生は2年 あまり同じ部屋で授業をしていたから、ずっと居心地が悪かったんだろうな。気がついてあげられなくて、ごめんなさい。もっと早く 気がついてあげられたらよかった。

あと、2年たったら、これを読み返してみよう。たぶん、そのころには、これが笑い話になっていると信じたいなあ。母国を遠く離れて、3・11大地震や台風でも日本を離れず、今日のような巨大な台風のさなかでも日本人のために働き続けて くれた彼らたちのためにも、日本は変わらないといけないね。

Monday, September 24, 2012

It's hard to judge exactly in a second /言い訳と罰 

"Since my little bunny is not fine, 
I have to bring her to a veterinarian. 
So I'll skip the meeting." she said.

今日のレッスンは、言い訳(Excuse)と罰則(Punishment)。

部下の失態にきつーくお灸をすえる。今回は警告だけにして見逃してあげる?それとも軽く流す?オペレーションマネージャは、悩む。日々悩むのです。

管理の仕事で、まず大変なのは、定刻までに出社してもらうこと。前の晩に飲みすぎた。〆切が終わって気がゆるんだ。急におなかが痛くなった。TVを見過ぎた。定刻に出社しないの理由は実に色々。

今までで一番びっくりしたのは、「ペットのウサギちゃんが具合が悪くなったので獣医に連れて行きます。」というものでした。「えー、うさぎ?」どう返答していいのかわらずに絶句しました。大人の社会なんだから、「急用ができました」とか、別の言い方をして欲しかったなあ。

今週は、比較的常識的な部下と上司という設定でのロールプレイをしてみたのですが、それでも結構難しい。大事な会議をすっぽかした部下とのやり取りなのに言葉が思いつかなくて、”Okay, be careful next time!”なんていきなり赦しちゃったりとか、かなりめちゃくちゃでした。

どうせやるんならとことん楽しもうということで、次週は少しひねりを入れてやってみようと思っています。とんでもなく怠惰な部下とか利己主義の無茶苦茶な上司とか。

Wednesday, September 19, 2012

"How Are You?" Is there something strange?

”How are you?”は死語だった!? 外国人英語講師が教える「日本人のちょっとヘンな英語」

ちょっと前、挨拶は難しいって書いたばかり。面白い記事を見つけました。記事も面白いけど、コメントも面白い。”How are you”って普通に使っているよという意見もあって。

この話は、日本語に置き換えてみても、十分通じる話。
”How are you”を「ごきげんよう」。How's it を「なんしよっとね(博多弁など)」だと思うと、すごくすんなり来るなあ。同僚で、関東で生まれ育って、九州の大学に進学した人がいる。彼は、九州に引っ越した直後に、「なんしよっとね。」といわれて、「なんしよる=何をしている」と聞かれてたと思ってとても驚いたそうだ。

挨拶のバラエティの豊富さっていうのは、人間の相手への思いやりの現れなんだと思う。


Monday, September 17, 2012

D’You Know What I Mean? / 私の言いたいこと、わかる?

It's hard to find right words.

時々、思うことがある。自分の話している英語ってNative Speakerにはどう聞こえているんだろうか?たぶん、自分ではとても自然に話せている。でも、ちゃんと伝わってるだろうか。私の知っている人たちは、失礼なふるまいはしない。だからこそ、とても不安になる。で、時々、聞いてみる。「私の言いたいこと、わかる?」

自分が初心者のうちは、「大丈夫だよ。伝わっている」といってくれたが、上達するにつれ、「意味はどうにか分かるけど、そういういい方は不自然だし、変だよね」といってもらえるようになった。

英語で文章を書くときには、なるべく用事用語辞典を引きながら書くようにしているけど、結構これが曲者。用字用語辞典にのっている表現でも、かなり不自然なものは多い。これは、間違っているというより、英語が話される地域がとても広いのと、言葉っていうのは話される状況にとても左右されるからだ。

今日面白いなあと思ったのは、「孤独を紛らわす」という表現。「一人暮らしの老人は、孤独を紛らわしたいと思うことがあると」いう表現をした。

アメリカ人の先生によると、「『孤独から逃れたい(avoid the feeling of loneliness )』っていうのは、いい表現じゃないね。心を通わす相手が欲しい(want companionship)。っていうのがいいね。」分かったことには、lonelinessって言葉は、アメリカ人にとって私が考えているよりはるかにネガティブな印象のようだ。

一方で、私たち日本人にとって、寂しさとか孤独とかそういったことには、独特の美しさや憧れがあるように思う。

アメリカ人と日本人のメンタリティの違いを見たような気がした。言葉のうしろには必ず文化がある。だから、語学の学習は、楽しいのだ。

Sunday, September 9, 2012

Small Talk / たかが雑談、されど雑談

So, let's get down to business

今週も引き続き、Small Talkから。相変わらず苦戦中。

話題っていうのも、ちと難しい。基本は、相手にとって悪いニュースは避けるっているのは、万国共通のルールとしても、瞬時に相手に合った話題を見つけなくちゃいけないのは大変そう。昔から、 「将を射んと欲すれば先ず馬を射よ」っていうように、常に仕事相手については関心を払っているということが大切なことのようです。

もうひとつ大変だなあと思うのは、本題への入り方。挨拶して、2,3言、雑談したら、さくっと(仕事の)本題に入るっていうのが、定石らしいです。切り上げるのもなかなか大変。

グローバルビジネスでは、雑談のうまい下手で相手を仕事の力量を見極めるのかもしれません。かしかに、あまたの回転が速くないとだめそうですね。


Saturday, September 8, 2012

TED: Mark Forsyth on What’s a snollygoster? A short lesson in political speak

Politicians try to pick words and use words to shape reality and control reality, but in fact, reality changes words far more than words can ever change reality.

[Web]

「ここが変だよ日本人」というのは、日本人の好きなネタですが、その中でも諸外国の人から見て変なことの一つは、政治について日常の話に上がらないことだそうです。

高学歴でいわゆる知識を持ち合わせている、平たく言うとインテリというのかな、そういう人でも友達と政治の話をしたことがないと聞いてかなり驚いた。と聞かされたことがある。「政治って日常的なことなのに、何故なんだろうね。」彼には理解できなかったようだ。

日本で政治と言うと、どうも密室劇にばっかりフォカースされてしまうのは、いったい何時からなんだろう。誰のたくらみなんだろう。

少し話は飛ぶことになるが、政治の言葉もかつて使い始められた頃には予想もつかない意味になっているものもなるというのが、この話のテーマ。大統領というのが、紆余曲を折経て決まった名称というのも驚きだ。

またまた、日本の政治の話に戻るが、首相というは、どう決まったんだろうね。


Sunday, September 2, 2012

Communication is like playing catch. / コミュニケーションはキャッチボール

"What's up?" "Not much."

今日からGabaでの授業が開始。これまで随分、英会話の授業を受けてきたけど、早くも知らないことだらけ。

白状すると、挨拶すらまともにできていなかったのですね。挨拶なんて、
"How are you"
"I'm fine thank you, and you?"
さえ覚えれば、OKなんて思いこませた文部省が恨めしい:-D

挨拶にも、くだけた挨拶もあれば、改まったものもあるわけで、ごちゃまぜにしていたことが、よくわかりました。
「ごきげんよう」
「よぉ!ちーっす」
こんな感じだったのでしょう、これまでの私の挨拶は。

人間、調子のいいことばかりでない。二日酔いだったり、風邪っぴきだったり、はたまた、仕事でトラブっていたり…。そんな時はどうするんだろう?
「『悪い』だなんて言っちゃいけないんだ、『良くはないよね(Not so good)』っていうんだ。」
と先生。これで、少しはまともな挨拶ができそうです。挨拶のついでに前から疑問に思っていた、日本人が大好きな驚きのフレーズ、"Oh, my god"についても聞いてみたら、「高校生までだね」とのこと。またまた赤面もんです。

挨拶以上に自分の力の無さを実感したのは、Small Talk(雑談)。キャッチボールが続かない。ロールプレイの途中で沈黙しちゃいました。英語がでてこないというより、聞きたいことが思い浮かばない…。先が思いやられそうです。

授業の帰りにぼんやりと東京駅を歩いていたら、横須賀線のホームで若者二人を連れたDollyさんという日系人のおばあさんに道を聞かれました。てっきり若者のホームステイ先の人かと思ったら、お孫さんをつれて仙台の親類の家を訪問するとのこと。横須賀線のホームは地下4階、東北新幹線のホームは地上2階、余りの高低差にかなり驚いているようでした。

今頃は、親類のお宅で自慢のお孫さんを紹介しているんでしょうね。小柄なおばあさんとは、対称的な上背があってとてもハンサムで礼儀正しい若者でした。

Saturday, September 1, 2012

Skipped a letter 'o' / oを書き忘れちゃった

9月にはいってうれしいのは、メールの数が減ったこと。

え?何故って?それは、欧州の休暇が終わってみんな会社に戻ってきたので、不在を表すAuto-replyメールが減ったためなのです。

8月の中ごろなどは、1通メールを出すと、ひどい場合には10通以上のAuto-replyメールが戻ってくる。みんなバカンスに行っちゃってるんだぁと、ちょっとうらやましく、悲しい気持ちにもなります。メールのフォルダに意味のないメールがどっさり増えて、nuisanceだ。

そんな中、ちょっとだけびっくりする出来事が。製品の方針をめぐって海外と議論していたときのこと。なかなか意見が一致せず、収束の兆しが全く見えない中でのこと。

メールを見てびっくり、
”Hell、XXX(私の名前)”
とある。「チクショウだなんて…」。彼に悪気はなく、ただ、oを書き忘れただけのことなのだけど。あまりのことに、笑い、周りの人に見せて歩いた。

彼は冷静でタイポとかとても少ないのだけどね。バカンス前で気もそぞろだったんだと思う。日本人よりもはるかに英語に馴染み深い欧州の人だってミスるんだ。ちょっと、安心もした。

When technology leaves Japan / 電子立国とよばれた時代に

"If KKR holds management control, 
it will quicken the decision making process 
compared to the current management, 
and it will be possible to speed up 
the restructuring plans,"  said a specialist.

[REUTERS:KKR in talks to invest $1.3 billion in Japan's Renesas: sources]

エルピーダメモリの米マイクロン主導による再建のニュース(*)へに呼応するかのように、今度はルネサスに米投資会社KKRの出資のニュースが流れた。かつては電子立国と呼ばれたこの国の半導体産業は、当時誰も想像だにしなかった局面を迎えている。

(*) 債権者への弁済額が200億円余り目減りする可能性のあると反マイクロンの債権者グループが発表した。落ち着くまでには、まだまだありそうだ。