Sunday, October 21, 2012

Isn't role-play cool at all? / Role-Playはイケテない?

KEN:Hello,my name is KEN OKA.
BILL:Hello,my name is BILL BROWN.
KEN:How are you?
BILL:I'm fine.how are you?
KEN:I'm fine too,thank you.


This is a dialog that I met at beginning of the text book in the first year of my junior high. But Even if I survive to be 200 years old, I never meet such a scene, it's very boring and not cool.


中学1年生の英語の教科書の冒頭のダイアログを今でもほぼ正確に思い出すことができる。
はるかに昔のことなのに今でも鮮明に覚えているのは、余りにもイケテない設定なのに、何度も何度も繰り返しRole-Playをやらされたからだ。

やらされるたびに、「こんなシチュエーションって現実にはないよ。うそー、馬鹿じゃない?」と脳内で散々罵詈雑言を吐きまくり、英語嫌いになった。ま、当時は反抗期真っ盛りだったし、そして1学期の三者面談で、YOUのつづりを間違えたことが母親にばれてこっぴどく叱られた。

その後、英語嫌いはどうにか治ったが、Role-play=イケテないの図式は、以来ずーっと私の頭の中から消すことができなかった。社会人になって、英会話の学校(OTC)に通い出した後も、(マンツーマンだったのに)あまり、Role-Playをやった記憶はない。

プレゼンテーションや討論中心の授業を取っていたこともあるけど、どこかで避けていたのかもしれない。そういえば、レッスンを待っている間、レッスンパートナーのやり取りが漏れ聞こえてくのだけど、彼女たちは実に楽しそうに先生とRole-Playをやっているのを、かなり冷ややかに眺めていた。(それは、レストランに行ってクスクスを注文すると言う可愛らしいものだった。でも、本当はうらやましかっただけかも。だって、当時の担当の先生は、とても理知的で素敵な人だったから)

でも、この9月に今の学校(Gaba)に変わって、ちょっとRole-Playの見方が変わってきている。これまでのRole-Playというと、テキストに書かれているダイアログを読み合わせるものだったけど、Gabaの場合、テキストには要件が書いてあるだけで、実際のプラクティスでどうアレンジしていくかは担当の先生による。面白いのも面白くないのも、先生の腕と生徒の心がけ次第というわけだ。

担当の先生は、Role-Playのアレンジの仕方がうまい。枠からは外れていないけど、何を言うのか予測できない。そこが面白い。Forest Gumpの名文句で、
"Mama always said life was like a box of chocolates. You never know what you're gonna get."
というのがある。ある種これに通じるものがある。ちょっとほめ過ぎかな。


母国語ですら、普通に会話していても、何を言うのか判断するのは、とても難しいことがある。なのに慣れない英語でこなそうとすると、会話が続かなかったり、間抜けな問答になってしまったりと失敗も多い。それが、緊張感とかスピード感とか臨場感につながっているんだと思う。

土壇場に強い方ではないので、Role-Playの場合もあれこれ想定しながら用意をしていくが、あまり量とは比例しないばかりか、会話しているはずなのにメモを見てしまったり...しかも気がついたら前を見てじゃべっている(*)とかなり変なことになっている。来週からは、その場で考えて話せるための準備をしてみよう。でも何をやったらいいんだろう?それも含めて訓練なんだろうね。

(*)本来、会話をするときは、相手の方に体が向くのが自然。



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