TOEIC SQUARE:100%プロフェッショナル特化のSNS LinkedInの魅力に迫る
この1カ月に、SNSでいわゆるお友達申請を盛んにやった。実は、私は新聞でも何度も取りあげられた某製造業で働く管理職である。早い話、早期退職プログラム、もといリストラ対象というわけ。
かつての上司や諸先輩だけでなく同期や部下も、随分と多くの知り合いが会社を去った。彼らとつながる手段がお友達申請。
かつての上司とお友達申請というのもちょっと変な気がする。一段上にいた人と、お友達なのだから…。就活中のかつての上司と飲む機会があったので、「どんな感じ?」と尋ねてみたら、
「新卒の就活と一緒だよ。面接の練習やSNSの使い方とかやるし。けっこう新鮮」
と拍子抜けするぐらいとさばさばした答えが返ってきた。
昨今の電機業界不況でSONYやSharpなど名だたる日本企業がリストラに踏み切った。たぶん、あちこちで私と同じように、かつての上司や仲間とつながりを求めてSNSをはじめた人も多いだろう。
振り返ると、1年前にLinkedInを始めた理由も北米を解雇された仕事仲間にお礼が言いたくて始めたのだった。随分変な理由で…と当時は思ったものだが、今にして思えばかなりありふれたりゆうだったのだろう。
飲み会の席で、他の仲間にも聞いてみたら、とりあえずアカウントは持っているけど、会社の知り合いとつながることには抵抗があったと言っていた。会社を離れたらお友達申請するというのが、一般化するんじゃないかな。
今年の春ごろ、LinkedInの日本法人代表のキャサリン・ポーターのインタビューを読んだことを思い出した。FaceBookからの巻き返しを図るべく本社から送り込まれた人だ。思惑通り、日本市場でユーザの数を増やすことはできたようだが、そればリストラであることは想定の範囲だったんだろうか?聞いてみたいものである。
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