Sunday, February 17, 2013

We can change. Actually we're changing / 変わりつつある日本

先週に引き続き、日本のビジネスマナーのLesson。今日は、Role-playを中心に進める。

実はTextbookで初めて知ったことがある。席順についてである。

日本では最も若い人というか地位の低い人が入口の近くに座る。これが席順のルール。入社してすぐ習う。だけど由来については、知らなかった。

GabaのTextbookには、戦国時代の名残で、敵が攻めてきたときに真っ先に立ち向かえるようにするためとあった。うーん、初耳。来客との会議では、お茶がふるまわれるが、こうした時にすぐに手伝えるよう、利便性のために座るんだと思っていたけど、違ったのね。


外国人にとって不思議な日本のビジネスマナーについては、すでに風化しているものある。例えば宴会のマナーや上司が帰るまで帰宅できないなど。ここ数年、特に、リーマンショック以降、グローバル化の流れの中でビジネスルールもどんどん変わっている。

自分の会社について言うなら、上司が帰るまで部下が帰宅できないというのはない。そんな会社はBlackだ。ちょっとだけ似ている場合にしても、計画性のない上司が仕事に直前まで取りかからなかったために、とばっちりを食って、〆切直前に切りきり舞いをさせられたことはあった。それでもごくごく偶にだ。その時も、本日は○○時に予定がありますので、と前置きして予防線を張った。


宴会のマナーについては、正直、応答に困った。だって、宴会が嫌いなので、会社生活が長いのによく知らないことだらけだ。それに、宴会のマナーには、はたしてマナーの範疇にはいるのかどうなのか怪しげな魑魅魍魎(ちみもうりょう)級のようなものも多い。例えば、「女性は他の人の料理を取り分ける」とか「御酌をする」とか。


おかしな日本のマナー以上驚いたのは、インストラクターの先生の迫真の演技だ。今日は、日本の会社の宴会でなくちゃいけないんだけど、ビジネスマナーが分からなくてナーバスになっている外国人を好演してくれた。「日本のマナーって厳しいんだろう…」と。泣きださんばかり。他にもいろんなキャラクターを隠し持っているようなので、これからが楽しみだ。


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