自分の行動を振り返ってみることにした。
オフィスを離れて6ヶ月もたつと、自分の日々の行動がちょっとあやふやに思えてくる。一番変わったのは、早起きの習慣がだいぶ鈍ったことだ。
前職は、出張や海外からのエスカレーションがあったので、起きるのは早朝だったのに、この冬は、ほとんど日の出を見ていない。(話はそれるが、冬は、空気が澄んでいるので一番美しいように思う。なので見逃したのはとても残念だ。)そんなこんなで、自分の行動を元に戻すべく、まずは自己採点してみることにした。
で、使ったのがこの本。
「世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか」
エリートかどうかはさておき、この本に書かれていることは仕事の基本である。新人でも中間管理職でも経営層でもできることが書かれているが、パーフェクトにできる人は、皆無ではないかと思う。
よい実用書は目次の利用価値があるというのは持論だけど、この本の目次でセルフチェックしてみるのはどうだろうか。48項目あるので、1-5までつけてみて何点取れるか、試してみるといい。
買うのが惜しい人は、Amazon.jpに目次が乗っているので、目次で自己採点してから、自分に足りないところを本を読んで補強するのは、時間の節約にもなるし、著者がいうように(本を)読んだら3倍考えるという理論にもあっているように思う。
この本を読んで、自分が知らず知らずのうち習慣としてにやっていたことが乗っていてうれしかった。たとえば、ノートとペンを持ってオフィスを離れる話とか、日曜夜にメールに目を通してTodoを整えていたこととか。
たぶん、ここに書かれていることは、世界のあちこちを仕事をしていると、自然と必要になって身についていくことなんだろうな。でも、いまだに私はクイック・レスポンスができていないことが、自分で考える以上にボトルネックになっているかもと反省した。
この本、唯一ケチをつけさせてもらうなら、靴磨きは、毎週末やったほうがいい(笑)。手を動かすことは気分転換になるし、次に会う相手とのシーンをシミュレーションするにももってこいだ。最近は、外国製の素敵なキットもあるから、結構はまりますよ。
<補足>
この記事を推敲途中に、マッキンゼーノートについて調べてみた。これも驚き。ここ数年は、miquelriusのノートを愛用していたが、これとほぼ機能が一緒なのだ。付け加えるなら、miquelriusのほうがカラフルでデザインがよいだけでなく、1冊が35ページ×4色なので、ちょうど四半期で1冊使い切るのにちょうどいいのだ。
特に重宝したのが、誰かと仕事の相談をする際。各ページにはミシン線が入っているので、切り取りやすい。話し合った後、スキャナでシェアするのにとても便利だった。