Saturday, July 12, 2014

what would you learn?

今日から、ビジネスケースを読むコースを受講し始めた。

これから9週間、毎週2時間、一つずつのケースを読んでいく。募集要項には、toeic900以上とあったので、さぞかしレベルが高い人たちが喧々諤々と議論を繰り広げるものを想像していたが、少し当てが外れた。

若手の参加者はやる気も経歴も素晴らしく来たいのもてるもであったが、過半数を占める年配のいわゆる定年間近と思われる人たちに、がっかりした。確かに彼らは、英語のテストをすれば、高得点かもしれない。でも、揃いに揃って、active listening ができないのだ。一方的に何か言ってそれでおしまい。グループ討議の時は、ただ座っている。まとめたりとか、チームのアイデアを膨らませたりとなはなし。

少し前まで働いていた会社にもこういう人は結構いたな。彼らはなんのために来ているんだろう。教養のため?

Sunday, July 6, 2014

Would be Sandberg / 気分はlean in

大学の同窓生で、経営学の教鞭を執る先生にお会いした。昨年、大学の授業に読んでいただいたのがご縁だ。

先生は、前職を退職したいきさつをご存知で色々と案じてくださっていたので、ひとまず良い結果をご報告できたことは本当によかった。その一方で、いきなり持ち前の口のうまさ運の良さで、経営に携わることになった不安は、人一倍あり、これまた調子のよしこちゃんで、経営学の基礎を短時間で立ち上げるにはどうしたら良いでしょうか、これまた身勝手な相談を持ちかけた。

近年、tedを見ていると、美しい経営・経済学者や経営層の女性がこれでも買って出てくる。先生も御多分にもれず、美しい。天は二物を与えてしまうのですね。

およそ1時間あまり、市場の同行や日本での傾向について意見交換をした。前々から感じていたことだが、日本のマーケットはかなり特異だ。印象的だったのは、ベンチャーのスタートアップといえども業種によって様々であり、比較的小規模な投資で済むitといえでも、ベンチャーキャピタルの介在なしには成立しないというのが、global standard になっているらしい。ジョブズとウォズのようなガレージでのスタートアップは、昔話になりつつあるそうだ。一方で、日本市場を見ると、まだまだ、自己資金で一人で会社を立ち上げるような、ガレージスタイルがまだまだ多いそうだ。

確かにと、思った。2月にひょんなことから、金融向けの統計予測ソフトのベンチャーを訪問した。バークレー出身のインド人3人が日本での企業したばかりというもの。日本のベンチャーキャピタルの資金ってこういうところに流れていたのか。

とても楽しい1時間だった。気分だけは、いっぱし。しかも丸の内を見下ろす高層ビルにあるベンチャービジネスの共同オフィス。ただ、周りはおじさんばっかりで、私たちは、極めて浮いた存在だった。



Thursday, July 3, 2014

OK, Start Again. / さてと、また、はじめようか。

実に久しぶりである。のんびりと、日本語を書くのは。前の記事をポストしたのが、2月だから4ヶ月もほったらかしになっていたのだ。

この間私は、何通かのレジメを送り、その間に父の看病を行い、運よく面接までこぎつけた何社かでの面接を受け、父を看取り葬式を行い、採用通知をもった。そして、あと一ヶ月の間、英語などの今後の仕事に必要なスキルアップをし、相続などのもろもろの事務処理や母の新しい立ち上げと納骨といった一連の後始末を仕上げる。

仕事を探す活動が就活なら、人生の締めくくるための活動は終活。つまり、この4ヶ月、ダブルしゅうかつで忙しかったといえるだろう。親父ギャグは、私の得意分野であるが、こんなダブルは、あまりありがたくない。

まあ、ともかくも仕事は無事見つかり、8月からストラテジストとして働くことになった。私は、これまでの人生で数々の局面で馬鹿力で乗り切ってきたが、今回もまたそうだといえる。馬鹿力というのは、その場を切り抜けた直後は、有難いが、しばらくするととてもつらいものだ。

プロダクトマネージャからストラテジストになるというのは、私以上に採用する会社は賭けだと思う。うまくいかなかった場合、私が追い出される以上に、採用側も大きなペナルティを食らうということを肝に銘じておきたい。

Wednesday, March 12, 2014

Silence is a next step to talk / 黙っている間にすること

2通のResumeを書き上げて、ただいま小休止中。というか、久しぶりのドツボ。

Interviewの予定が入らないけど、入るときは突然やってくるので粛々と準備をする。

前々から不思議でならなかった、Tonyのハンパでないコミュニケーション能力について、聞いてみる。
「話していない時間に想像力を働かせる。これが大切」
とのこと。

Tonyとの会話は、禅問答みたいでもあり、コンピュータサイエンスの探索木とも相通じるものがある。彼は、とっても哲学者のようでもありカウンセラーのようでもある。といったら、彼はどんな顔をするだろうか。



Friday, February 21, 2014

TED: Amy Cuddy "Your body language shapes who you are"

[web]

いうまでもなく、Interviewが苦手。すごく緊張するし、スキルも経験も度胸もない。
なのに何を思ったか、外資系で管理職に応募して、ことごとく落ちている。当たり前じゃん。

Interview対策のセミナーで、
「自信たっぷりに見せたいんだけどどうしたらいい?女性の管理職は子供っぽく見えるのが心配」
と質問したら、
「そうね、キティちゃんのペンとか持っていかないほうがいいわね」
とアドバイスをもらったので、続けざまに、
「それじゃあ、自信たっぷりに見せる表現とはないの?」
と聞いてみた。そこで返ってきたので、Amy CuddyのこのSpeech。

言っていることは王道だし、自信のなさそうな人は言語の違いを問わず一緒というのがよくわかった。面白いのは、力を誇示するポーズは、サルも人間も共通していること。両手をV字に大きく上げたポーズは確かに納得するけど、手をクロスして肩をすくめるのは、サルの時代からやっていたのか…。




principle, principle and principle

自分の行動を振り返ってみることにした。

オフィスを離れて6ヶ月もたつと、自分の日々の行動がちょっとあやふやに思えてくる。一番変わったのは、早起きの習慣がだいぶ鈍ったことだ。

前職は、出張や海外からのエスカレーションがあったので、起きるのは早朝だったのに、この冬は、ほとんど日の出を見ていない。(話はそれるが、冬は、空気が澄んでいるので一番美しいように思う。なので見逃したのはとても残念だ。)そんなこんなで、自分の行動を元に戻すべく、まずは自己採点してみることにした。
で、使ったのがこの本。

「世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか」

エリートかどうかはさておき、この本に書かれていることは仕事の基本である。新人でも中間管理職でも経営層でもできることが書かれているが、パーフェクトにできる人は、皆無ではないかと思う。

よい実用書は目次の利用価値があるというのは持論だけど、この本の目次でセルフチェックしてみるのはどうだろうか。48項目あるので、1-5までつけてみて何点取れるか、試してみるといい。

買うのが惜しい人は、Amazon.jpに目次が乗っているので、目次で自己採点してから、自分に足りないところを本を読んで補強するのは、時間の節約にもなるし、著者がいうように(本を)読んだら3倍考えるという理論にもあっているように思う。

この本を読んで、自分が知らず知らずのうち習慣としてにやっていたことが乗っていてうれしかった。たとえば、ノートとペンを持ってオフィスを離れる話とか、日曜夜にメールに目を通してTodoを整えていたこととか。

たぶん、ここに書かれていることは、世界のあちこちを仕事をしていると、自然と必要になって身についていくことなんだろうな。でも、いまだに私はクイック・レスポンスができていないことが、自分で考える以上にボトルネックになっているかもと反省した。

この本、唯一ケチをつけさせてもらうなら、靴磨きは、毎週末やったほうがいい(笑)。手を動かすことは気分転換になるし、次に会う相手とのシーンをシミュレーションするにももってこいだ。最近は、外国製の素敵なキットもあるから、結構はまりますよ。


<補足>
この記事を推敲途中に、マッキンゼーノートについて調べてみた。これも驚き。ここ数年は、miquelriusのノートを愛用していたが、これとほぼ機能が一緒なのだ。付け加えるなら、miquelriusのほうがカラフルでデザインがよいだけでなく、1冊が35ページ×4色なので、ちょうど四半期で1冊使い切るのにちょうどいいのだ。

特に重宝したのが、誰かと仕事の相談をする際。各ページにはミシン線が入っているので、切り取りやすい。話し合った後、スキャナでシェアするのにとても便利だった。

Tuesday, February 11, 2014

祈ってくれなくて、上等 

就活でもはや"のろい"の言葉となっている「お祈り」メール。

幸か不幸か、私はまだもらったことがない。ただし、不採用は、そろそろ両手の指でも足りなくなってきた。もちろん、メールで不採用をお知らせされることも多く、月曜の朝にくるといい気はしない。最初のうちは、ちょっと感傷的になったり自尊心を傷つけられたような気にもなったが、だんだんと慣れてきた。

量は質を変える。とはよくビッグデータで言われることだが、今回の私の心境の変化もまさにそのように思う。

英語での不採用メールのバラエティが増えたので、ちょっと表現を振り返ってみよう。英語は日本に比べ、構造がはっきりしていることや、欧米の文化圏では、正直さや率直さに大きな価値をおいている。もちろん、受け取った側への配慮もある。それが日本式の慇懃無礼さとは無縁でかえってすがすがしく思える。

もっとも、私自身も取り扱うHRもインタビューする側も誰も英語が母語でないということが間々あり、こういう事情が簡潔な表現の一番の要因となのであろう。

(つづく。実際のお断りの文例は後ほど)


Monday, February 10, 2014

Wait in a line. It's Japanese way. / 整列乗車しなくちゃ。日本だからね

どうにか45年ぶりの大雪騒ぎも治まったようだ。

東京駅で地下鉄に乗り換えるために、横須賀線を下りたところ、すれ違いざまに、成田エクスプレスを待っている外国人客がつれに言った言葉が聞こえてきた。

整列乗車しなくちゃ。日本だからね。(Wait in a line. It's Japanese way.)

そうか、日本の整列乗車って有名なのね。観光ガイドに書いてあるかもしれないね。

Friday, January 31, 2014

Back-to-basics / 基本に戻ろう

あっけなくInterviewは、終わった。

いずれ結果はわかるだろうが、あまり期待できないな。

でも、Interviewを乗り切らないことには将来はないだろう。だって、こんな無謀なトライアルをはじめたのは、ほかならぬ自分なのだ。自分以外の誰もが望んでも期待していないことを始めたんだから、自分でやりぬくしかないな。

で、鉄は熱いうちに打てというわけで、早速レビューすることにする。一番問題だなあと思ったのは、
「何故その会社で働きたいのか。転職しようとしたのか」
という質問。

自分の経験→社会や市場の変化→次の方向性の決定→応募先のニーズや優位性へのマッチングという流れで話を展開させるのだけど、技術系のマネージメントレベルだと、かなりスペシフィックな回答を求められているようだ。Webなどでいろいろな情報があるが、そうしたものから得られる薄っぺらの情報ではまったく説得力がなく、その業界や職種を経験したからこそ知りえるスペシフィックさ(とでもいおうか)を求められていたような気がする。

Tuesday, January 28, 2014

It's up to him. / 選ぶのは彼

次のInterviewの日程が決まったところで、ネイティブのキャリアカウンセラーと面談する。話し方(声のトーン)、回答の組み立て方をもっと変えたほうがよいということだった。

シンプルで的をついた答えというのは、日本語でも難しいのに、英語だとさらにハードルはあがる。そもそも論理の組み立て方が逆なので、そこで混乱してだらだらと話してしまう。

問いかけに対して、手短に答え、相手の次の質問を待つ。このインタラクションをうまく回していくことがインタビューを勝ち抜くことなのだろう。
「選ぶのは彼だからね。」
といわれてちょっと目が覚めた気がする。これまで、どうInterviewをManageしようか、わかるように表現しようかということばかり考えてしまっていて、肝心のことからずれてしまったようだ。

Sunday, January 26, 2014

I've struggled, but ... / もがいてみたものの...

結局、何もしないまま1週間がたってしまった。やったことといえば、うつうつと悩む。ただそれだけ。

脳内のInterviewerともうまくキャッチボールできないまま、日曜の朝になってしまったのだ。と書くと、さぞ日々悩んでいたように思うけど、単に怠けていただけだ。仕方がないので、紙に書き出す。できるだけ短く短くと念じながら、書き出していく。

書き出してみると、脳内のInterviewerがようやくやってきただが、話はなかなか進まない。そうこうするうちに、Lessonの時間となった。

先週よりは、向上したけど、勝手にInterviewを始めてしまうという大失態。それを上塗りするかのように、
"I know ..., I have deep understanding ...."
Interviewの原則から外れることしきり。自分がInterviewerだったら、さっさと切り上げてHRにメールしちゃうだろうな。

Sunday, January 19, 2014

Job interview is not speech / 面接で気をつけなくちゃいけないこと

次の職探しを本格的にはじめてから、早いもので4ヶ月。そろそろ、自称サバティカルを卒業したい。

この間、ひたすらJob Interviewに備えてLessonに行ってきた。会話はよくキャッチボールにたとえられるけど、ことJob Interviewに関しては、キャッチボールの難しさに悩まされている。

まず、つかみ。応募した企業との面接や外国人とのリクルータとの面談で、ちょっとずつわかってきたのは、最初のSmall Talkが結構侮れないということ。リクルータの場合、ここで実力を判定しているのかなあと思う。ここが、スムーズにいって本題には入れれば、案件の紹介ということになるけど、ここで躓くと、その後の展開はないように思う。

今日のLessonでの指摘は、Job Interviewは、Speechではないよということ。まあこれは、日本でも同じで、面接慣れしない人は、とうとうと説明をした挙句、自分は満足したけど、相手からコミュニケーション能力が低いと判断されてしまい、次のステップに進めないということになるという。

理論はわかったが、実勢は難しい。で、自分で練習するには、自分でInterviewerとCandidateの一人二役をやってみるということ。これまでも、面接に聞かれる50の質問とやらの答え作りにいそしんできたが、これではだめだったのですね。

面接の答えは、何一つ正解がないからこそ、流れを上手に作ることなのだと思う。考えてみたら、日本語で考えているときは常に流れとして捕らえていた。Hookが入れられないないのは、流れが創造できなかったからなのだなあと実感。まだまだ、先は長そうだ。