Business CommunicationのコースでTED: Ideas worth spending (TED.TALK)を教材に取りいている。
昨年の6月ごろからスタートしたのでかれこれ、9ヶ月取り組んでいる。スタート当初は、Listeningの能力向上が目的だった。始めたころよりも、予想外に幅広く学習に活用できているので、ちょっとまとめてみようと思う。
1回で言いたいことが表現できるかどうか、自分でもわからない。だから、とりあえず(1)とした。でも2回目が続くかどうかわからない。
TEDを英語学習にと入れてときのよいところして、まず思い浮かぶのが以下の2つだとおもう。
(1) 世の中を変革する新しいアイデアを知る
まあ、TEDの理念についてはここでいうまでもないけどね。
特に、日本語で紹介されていないアラブ世界などのGlobal Issueや経済学、心理学などのTalkはおすすめ。
(2) Native Speakerのスピーチを聞くことでListening能力の向上させる
Talkは、短いものは6分以下だが、大体のものは20分程度。20分程度のものだと、そう単語するうにすると3,500~4,000語。毎週、20分程度のものを一本じっくり取り組むようにしている。正直かなりしんどい。
たぶんこのあたりは、他の人のBlobなどに書いてあるので割愛しようと思う。最近思うのは、むしろ
(3) 英語圏でのPresentationやSpeechの技術を知る
なんじゃないかな。
後天的に、学習で英語を身につけた人中にも、ビジネスや日常に事欠かない程度にまでなった人は多いと思う。でも、英語でちゃんとスピーチできるひとは皆無に近いんじゃないか。日本で教育を受けている限り、こういった教育は期待できないだろうな。この先もずっと。
それでもまあ、スピーチの構成や小道具の使い方などは、たぶんどこかの本に書いてあるだろう。最近視聴したなかで、特に感慨深かったのは、Carne RossとSusan Cain。
この二人のすごいところは、観客の既成概念を計算に入れた上でスピーチを作っているところ。欧米式のスピーチのうまい人たちは、観客の既成概念を上手に取り込んでいるところだろう。
Carne Ross の場合、外交官のイメージを利用したり裏切ったりしながら、主題を展開する。舞台に登場するときの彼は、ユニクロで売っていそうなカジュアルスタイル。悪く言ってしまうと、日曜日のお父さんスタイル。外交官の対極にある服装をすることで、アイデアの斬新さを主張しているのだ。この域まで来ると、策士と言うかあざとささえ感じる。さすが、大英国外交官のことはある。
Susan Cainの場合は、Introvert(内省的)なおイメージを表現する道具として、自身の少しはにかんだ表情と大きなスーツケースを持って登場する。
小道具に関して言うと、講演者は実にいろいろなものをステージへと持ち込んでいる。ありがちなのは楽器やデジタルガジェット。次に多いのが最新のテクノロジーを駆使したロボット。ダンサーを伴っていうのもある。
Susanはスーツケースを持ってくるもの、中から物を取り出すのは、講演の中盤である。そう、Introvertはそうそう、人に心の内を見せないということを表現している。かなり、脚色が入っているが、これからGlobalでなにかやっていくには、こういったSpeechのテクニックは必要だろうね。
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